「マンガの心得」だの「漫画道」だのを文字のみ、言葉のみで書くことほどくだらないことはないと思っている。なんのための漫画だ。
ところがここはそのようなくだらないことを書いてもいい場所だった。いい気になって知人に「己の漫画道」なるものを騙ってしまったことだから、ここにも書く。
己の漫画道
ひとつ、漫画はそもそも嘘だが、ばれない嘘は真実である。したがって、いかにも真実らしい嘘が理想であり、嘘を嘘だと気づかせないために、嘘の中にできるだけ本当を織り交ぜていきたい。
ふたつ、漫画の才能があるかどうかは開花した時にわかるから開花するまで描きたい。
みっつ、漫画は人生ではないからやめたければやめればよい。3日漫画を描かずにおいて一瞬たりとも漫画を描くことが思いつかなければ辞め時である。
よっつ、世の中の人は実はみんな漫画くらいちょっと練習すれば簡単に描ける。いい気になるな。
いつつ、漫画ばっかり描くな。漫画が描けなくなる。
以上である。くだらん。
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