SNS。
Social(ソーシャル; 社会を)
Networking(ネットワーキング; つなぎ合わせる)
Service(サービス; いいこと)
今日び、SNSは老若男女問わず普及した。
誰も彼もいつでもどこでも情報を交換し合い、数多くの交流を得ることが現代の幸福である。
そうだろうか?
いつでも他人の目を気にして、私生活を格付けし、自分本位であるはずの幸せを他人の物差しで測る社会。
いやだ。少なくとも私は。
ではその原因はインターネットによるかといえば、そうではないと思う。
インターネットという手段は人々の生活に多大な恩恵をもたらしていることは事実だ。
現にこうしてテキストを全世界に閲覧可能にしているのはインターネットだ。
もう、ネットワーキング・サービスの無い環境には戻れないだろう。
お気づきだろうか。
ソーシャルいらん。
NS, すなわちネットワーキング・サービスで十分だ。
連絡を取りたい誰かと繋がることができれば、むしろ社会とはなるべく関わらないでいい。
とするとこのようなさびれたウェブサイトはうってつけだ。
私は蟻のごとく穴蔵に創作物をため込めばいいし、ごく稀に覗きこもうという者があればそれは構わない。
ただし巣穴しか露呈せず、巣の全貌を赤の他人に無意味に批判されることもない。
6月1日はNS記念日だ。
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